佐賀
佐賀に行って来た。
主目的はLawson630だ。この企画もIngressの話であり、興味無い人は次のセンテンスを読み飛ばして貰って問題ない。
IngressでLawsonがスポンサーとなって三年が過ぎた。中にはスポンサーを降りた企業もある。その三年続いたよという感謝祭としての企画がこのLawson630という企画だ。末尾の数字はロー(6)ソン(3)という話であまり意味は無いらしい。この企画、目標を達成するとLawson Power Cubeというレアアイテムの出現率が跳ね上がる事になっている。クリアの条件は以下。
基本)1日のローソンポータルの総ハック数が630を超える事
A)期間中に基本条件を日本全国で63のポータル(同じポータルを使ってはいけない)においてクリアする
B)期間中に基本条件を47都道府県全県網羅してクリアする
C)AとBのいずれもクリアする
ボーナスステージ)期間中630ローソンポータルにおいて基本条件をクリアする
だいたいこんな感じだ。
Aは既にクリア済。であれば狙うはBで、Cまでクリアを目指したい。オレが暮らしている福岡はほぼ毎日2ローソンポータルをクリアして行っている。なので、心配は不要。逆に心配なのはあまり人が居ない県、あまりLawsonがない県だ。そうだ。佐賀県に行こうと思い立ったのが昨日のこと。佐賀市街のターゲットであるローソンポータルでハックを稼いだあと、古湯温泉にでも行くかと考えたわけである。
朝方ちょっともたついて(ネットショッピングしてた)出遅れたが、スクーターで1時間半かけて佐賀に到着。この時点で11:00。予定より1時間押し。ところが向かう途中で家族から連絡が入り、14:30に自宅に戻って来いと。古湯温泉の計画がすっ飛ぶ。
ローソンについてレゾネーターを挿したら熊本のエージェントからCOMMで話しかけられた。見られてる!どこだ?!www 佐賀に応援に来て熊本のエージェントに会うというなかなか不思議な状況が発生。ローソンでアイスカフェラテを購入し、スクーターに戻ろうとしてふと横を見ると見覚えのある後ろ姿……あ、居たwww 天気がいい。暑い。喉乾いた。とりあえずカフェラテを飲みたくてコソコソとスクーターに戻ってハックしながらカフェラテを飲む。
天気ええわー
ピーカンやで
タンポポも綿毛飛ばす準備しとるわ
カフェラテを飲み干し、熊本のエージェントに挨拶をして、てきとーにハック数を稼いでたら11:40くらいにバーンアウト。4時間経たなきゃハック数を稼げない状態に。本来の予定であればこの4時間のうちに古湯温泉まで行き、ゆっくり温湯に浸かり、飯を食って帰ってくる予定だったのだが、そんなことをやってたら14:30には間に合わない。泣く泣く古湯温泉を諦める。
しかし、このままでは気が収まらぬ。佐賀に来たからには何かしら佐賀でなければ味わえぬものをと考え、近くのフルーツパフェで有名な新・SUNにソロで突撃だ。入口を見て断念。土曜日で真夏日のお昼頃とか人が多いに決まってるやんか……。しかもおっさんのソロとか邪魔にしかならんわ。断念。
それならばせめてお土産でもと思い立ち、大和酒造で日本酒を……。
閉まってるよね。土曜日だもんね。
キツイわー。3タテキツイわー。もう昼飯で意義付けしないと無理やわー。
以前から気になってたトンカツ屋があったんだった。そこはもう20年以上も前から営業しており、今も生き残っている。ってことは四択で「安い」か「うまい」か「コスパがいい」か「趣味でやってる」の四つのうちのどれかだ。最後のヤツだけは避けたいところだが……。場所は吉野ヶ里。旧三田川あたり。マクドナルド等があり開発が進んでるエリアよりも蓼橋の佐賀市街地側にある。名前は「とんかつ なかむら」。
とんかつなかむら
〒842-0035 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手2014
https://goo.gl/maps/fAzLuMjoRaS2
ロースカツ定食880円。
衣がサクサクといった感じではなく、かなり昭和な感じに一抹の不安を覚えたものの、食ってみると美味い。
ロースカツで脂身なのにそこまでジューシーでくどくなくてさっぱりしてる。歯ごたえはちゃんとロースカツなのだが、味は鳥のササミに近い。もっともカツ特有の甘さは失われていない。徳利のような器にはサウザンドレッシングが入っていて、これも美味い。手作りなのかな?なぜこの器に入ってるのかは謎だけど。店は昭和臭がぷんぷんで古く、おばちゃんが無愛想だけどよい店です。写真撮り忘れたけど、店の通路の奥の方にデデーンと居座っていた身長1mくらいの壊れたR2D2みたいなロボットが気になった。あれは何なのだろう?
とんかつ なかむらで腹を満たし、そのまま帰宅してもよかったのだが、やっぱり何か悔しくてついつい背振山の方にハンドルを切る。途中にある温泉、山茶花の湯もスルーして五ヶ山方面へ。途中、お土産を探してさざんか千坊に立ち寄る。
佐賀平野が見下ろせるロケーション
うわあああ!やべぇもんみつけた!!
ぐっと堪えて結局お土産なしで離れる。ほんと何しに行ったんだか。
いかさし明太に迷ってたら意外に時間を消費してしまった。南畑ダムを抜けて中の島公園あたりで14:00になる。やべぇ。ギリギリやん。念のため、家族に「ちょっと遅れるかも」というメッセージを投げて帰路を急ぐ。流石土曜日、上白水公園の渋滞が酷い。ダンプカーもいるので、すり抜けもなかなか捗らない。結局帰宅したのは14:31とかいう時間。しかし、遅れたのは間違いないのだからとお叱りを受ける(;´Д`)
用事を済ませた後、整体に行き、髪を切りに行き、ちょっとお買い物を済ませて本日はだいたい終了でございます。
マグナスビルダー
INGRESSのイベントが絶賛開催中なのである。その名もマグナスビルダー。先週の6日から始まったこのイベントは、イベント期間中にいくつレゾネーターを新たに仕込めるか?というイベントだ。もちろん、INGRESSをやってない人にとっては意味不明な説明だとは思うが、そういうイベントだという事だけ理解して貰えれば充分だ。
このイベントで一定数のレゾネーターを挿す事ができれば、INGRESSスキャナーの中にメダルが出現する。INGRESSエージェントはこのメダルのためにあらゆる困難を乗り越えようとするのだ。今回設定された数は1331本と3113本の二種類。二段階のメダルが貰える。で、勤務環境も変化して福岡の中心部に近くなったことだし、なんとかなるかな?と挑戦してみたわけだ。
目指すは1331本。3113本は狙わない。たぶん時間を取られすぎる。期間が二週間で16日。1日あたり83.1875本を16日続ける事ができればノルマ達成となる予定。ひとつのポータルをフルデプロイすると8本なので、1日につき、11ポータルを破壊し、フルデプロイすればいい計算となる。もちろん、多少の誤差はあるだろうし、天候が悪い時には嫌になって途中で辞めることもあるだろう。なので4日の猶予を設けて1日120本の15ポータルをノルマとして設定した。
ところがこのマグナスビルダー、やってみると意外にめんどくさい。何が面倒かと言えば、単に1日あたり敵陣営の15ポータルを焼いてフルデプロイすればいいという話ではなかったのだ。その活動以外にもレゾネーターを補給しなければすぐにでも枯渇してしまうのだ。おまけに15ポータルが丸々敵陣営で固まっている場所というのもそうはない。そうなってくると今度は味方陣営にレゾネーターに上のレベルのレゾネーターを上書きしなければならないし、そのぶんレベルが上のレゾネーターが必要となってきたりするし、敵陣営色に染まったエリアを攻略するにしても弾薬が枯渇したりと色々大変なのであった。
そんなに時間に余裕があるわけでもなし、ダラダラと続けていると疲弊していくことが分かった。とはいえ、1日か2日で終わらせるには何時間費やさねばならんのだ?ということで、とりあえずは平日は活動を1時間から2時間くらいで収めてちまちまと稼ぐことに。で、金曜日終了時点で1100本程度。土日で終わらせるしかないってことで、本日太宰府天満宮に行ってきた。INGRESSの活動が目的で外出するのもかなり久々である。普段は何かのついででしかINGRESSなんかしないのである。
いつもの如く6時くらいに目が覚めたので、のそのそ起き出して風呂に入り、スクーターで太宰府天満宮へ。時間は8:30AM。まだ殆どの店は開いていなく、人通りもほとんどない。しかし、太宰府天満宮自体は開いてるはず。早朝参拝者もいるだろうからその辺は問題ないはずだ。
まったく人通りのない参道
太宰府駅からちょっと大型駐車場へと遡り、そこから参道をあがっていく。
浮殿
ところが、太宰府天満宮に入る手前でほぼ1331本を挿し終わってしまう。
光明禅寺の手前あたりで既に1320とかそんな数に
延寿王院で用心しながら挿したのに1オーバーでジャスト賞を逃す
まさに太宰府天満宮の入り口でノルマを達成してしまったという、いいのか悪いのかよくわからない状況に。とりあえず本殿に参拝して撤収。昼間暑さが厳しくならないうちに終わってよかった。そしてレゾもバースターもすっからかんなのが現状だったりする。
いや、ほんとはマグナスビルダーに表示される数字を1331ジャストにして止めたかったんだけどね。あと一週間そのままホールドしとくのって更に苦痛になりそうな気がしたのでやめましたw
断捨離しにくい漫画-其ノ壱「SPRIGGAN」
どうしても棄て切れない漫画というものがある。この「SPRIGGAN」もそんな作品のひとつだ。皆川良一センセのデビュー作であり、原作者であるたがしげ宙センセのデビュー作でもあった。
人は誰しも「きっかけとなった作品」からは逃れられないのだと思う。このSPRIGGANは世界史とオカルト、そして古代文明のオーパーツが好きだったオレが超古代文明というものに益々ハマるきっかけとなった作品でもある。
超古代文明。それは間違いなく男のロマンだ。いや、「男の」と限定してしまうと怒られるかもしれない。ここは「人類の」と訂正しておこう。「超」がつく古代文明の魔力に取り憑かれるのはだいたい厨二病をこじらせた男と相場は決まっているとは思うのだけれども。
ここ数年来ハマっているIngressのバックストーリー、これには所謂「超古代文明」というものが深く関わっている。Ingressのバックストーリーってのは、基本的に「人類の文明は誰の手によって築かれて来たのか?」という点がオレにとって大問題なのであり、外来種からの影響を受けたという事実はあるかもしれないけれども、それでも人類は自らの手によって文明を発展して今に至るという事が大事なのではあるが、この辺は話出すと長くなるので割愛したい。要約すると「シェイパーズもンジールも干渉したかもしれんけど、現時点での人類の文明はオレ達人類の手によって発展してきたものであり、今後も人類が人類以外のものに変質してしまってまで文明を発展させていこうとするのはちぃーーっとばっかしちゃうやろ」っていう話。大事なのは「人類の進化は肯定するけど、人類が培って来たテクノロジー(現代科学技術だけじゃなく、神秘的なテクノロジーも含む)以外の要素で人類の文明が発展してきたという解釈はNOだ」ってことです。オレ等人類は人類の先人達が築き上げてきた叡智に誇りを抱くべきだ。
あ、長ごなった。閑話休題。本日、LAWSONポータル化三周年記念だっけ?そのLAWSONがポータル化するにあたり、IngressのInvestigateに司アキラのレポートが載っていて、そこに「龍脈」という言葉があった。この龍脈という言葉に反応して想起されたのがこの「SPRIGGAN」だ。
このSPRIGGANという作品は「超古代文明」というハイリスク/ハイリターンなモノを護り、保護し、世界の秩序に併せてコントロールしようとする組織の話です。そこには当然人の愚かさも描かれていて、その愚かさに愛想を尽かした人達は「とっとと人類なんて見限ってしまえよ」という主張をするのは分かり切ったことではあるのだけれども、それでも人類の愚かさも含めて「人類」なんだよと、そういう愚かさも含めて愛おしむ存在なんじゃねーの?的なストーリーが展開されております。いや、言い過ぎた。例え人類が愚かであろうとも、自分が愛している存在くらいは護らないかんやろという話が展開されております。そんな愛すべき存在を護りきれないいち個人が、外来種の力借りて人類の発展を目指すとか都合良すぎるやろ。あ、いかん。超私情混じってるw
ともかく、「超古代文明」というイカガワシイ話に食いつくのはこのSPRIGGANという作品があってのことだし、それ以前まで遡ると「ムー」に行き着くわけだけども、INGRESSのバックストーリーを追っかけているのも、このSPRIGGANの影響下にあると言っても何ら支障はなかったりする。まぁ、も一個は確かに八頭大のトレジャーハンターシリーズの影響は否定できないけど。あと、マスター・キートンの影響も(ry
ともかく、このSPRIGGANという作品はヒューマニズムに溢れる良作であり、オレにとってはなかなか捨てるに捨てられない断舎離しにくい漫画のひとつとなっている。
機会を見ながら他の作品もここで公開していければなぁと思う次第です。
コケFailurelium
Google+のINGRESSの知り合いが苔玉(苔テラリウム)を作るかとか言ってたのがもう3週間くらい前になるだろうか?
苔テラリウム。瓶(あるいは透明な容器)の中で密閉して苔を観葉植物として育て愛でる。そんな地味な趣味である。地味ではあるのだけども、上手く形を整えて観賞できるようなものを作るのも醍醐味ではなかろうか。差し詰めボトル盆栽の苔版といったところか。いや、この例えもどうかとは思うが。微妙。
最近は親切な解説をしてくれるサイトも沢山あるようで。
https://kinarino.jp/cat3/12828
実は以前、もう7年くらい前になるだろうか。1度苔テラリウムを作った事があった。その時は管理不足でカビだらけになってどうしようもなくなってしまったのだけれども。今回はそんな失敗はしねぇぞ(; ・`д・´)
どんなデザインにするか?こういったものは初期にイメージがあると断然面白くなるものである(よせばいいのに)。宙に浮く苔玉とかすこぶるかっこよさそーじゃね?よし、そんなイメージでやってみよう。何で芯を作っていくか?紙粘土とかナチュラルで苔に優しくで軽くて加工しやすそうじゃね?
100均で紙粘土と瓶を購入して組み立ててみる。
うむ。シュール。上のキューブを支える芯材は焼き鳥の串である。
瓶に入れてみた。
うん、なかなか良い感じだぞ。乾燥させること二週間。キューブを大きくし過ぎてなかなか中まで乾燥しなかったというオチ。
そして、ようやく「もうええやろ」とあきらめて苔を採りに四王寺へ。
川の砂防のコンクリートに立派な杉苔がたわわに実ってたので採取して持ち帰る。
わっさー。
これをでんぷん糊でキューブに貼り付けていく。ぺたぺた。
杉苔ボリューミーだな……。
下の台座もちゃんと隠すためにこんなものも用意してある。
観葉植物用のカラーゼオライト(青)に、貝殻。
イメージとしては海に浮かぶキューブ型の苔玉。なんという厨二病テイスト溢れるデザイン。バカ丸出しである。
では、組み上げてみましょうかね。
…………。
……………………。
(;´Д`)
どうしてこうなったwww 苔Failureliumかよwww
そしてまた、サイズダウンして作り始めました。
たぶんちゃんとキューブ型にはならないんだろうけどねwww
アイスペールとタコ焼きを求めて。
しょっぱなからタコ焼きどーん!!
次第に暑くなって参りました。春をとっ越して既に暑い。いや、夏はもっと暑いのだけども。
その暑い夏を見越して、製氷機を買いました。冷凍庫使えよって話なんすけど、2階にある自室で冷たい飲み物が飲みてーって時に階下まで氷取りに行くのめんどいじゃないっすか。どこまで見下げ果てたグータラな引きこもりなんだよって言われそうですけども。ほんとそのとーりなんですけども。
で、製氷機。面白いです。水を入れてスイッチ入れると10分くらいで氷が出来てくる。親指くらいのサイズの氷が。中はちょっと穴開いてるんすけど。なんでこんな形なのかな?って思って製氷過程見てると、電気で冷やす棒状に突き出た金属パーツにすくい上げた少量の水を浸して細かく凍らせていくんですね。だからそんな形してる。なるほどなー。上手いこと考えてんなー、と感心する事しきりなのであります。
親指くらいの大きさの氷。中心部分は穴が空いてます。
ところが、この製氷機。氷は作れるんだけど、保管ができない。冷凍庫みたいに保冷機能がない。氷作って放っとくと溶けて水になり、すくい上げられてまた氷になる。延々と続くわけです。こりゃとんだ電気の無駄食い野郎だわ。
それなら氷が一定時間溶けないような器が必要ですわ。そしてそんな機能を持つものを思い出す。そう、アレだ。あれ……。あれ?名前が出てこないぞ?最近全然見かけないせいだろうか?ウィスキーとか焼酎の水割りとか飲もうとすると一緒に出てくるアレだ。そう。思い出した。アイスペールだ。
アイスペールを買いに行こう!ってなわけで、近所のホームセンター系を3件ほど周り台所用品の辺りをうろうろしてみたがない。アイスペールなんてどこにもない。製氷皿だとかかき氷機なんかはあるのだけども、アイスペールがどこにもない。当然百均にもない。代わりにあるのは保冷剤とクーラーボックスだけなのである。アイスペールはどこいった?絶滅危惧種なのか?!
途方に暮れてMrMaxを出ようとすると、タコ焼きの香りが……。あー。昼飯まだやってん。時計は14時を指している。お昼ちょい前に土産にもらったロールケーキが重すぎて昼飯食ってなかってん。いきなり腹が減ってきた。タコ焼きが食いたい!しかも、春日の「たこ焼き太郎」のタコ焼きが!!バイクで春日市の須玖へ!
店に入ろうとすると入口のガラスに無常な張り紙が……。
(OдO`)
くっそ!それならば仕方あるまい!筑紫野市の「はしもと」に行くしかあるまい!
で、冒頭のタコ焼きを。
「はしもと」は筑紫野市紫にある、ふわふわでとろとろのタコ焼きを食わせてくれるお店です。九州産業大付属高校からちょっと高雄の交差点の方向に行くと右手にあります。8個で580円。とろとろ過ぎて焼きたては口の中火傷しそうなレベルなのでご注意を。
しかし、アイスペール。彼等は百均の保冷剤やクーラーボックスに駆逐されてしまったのであろうか?それともAEON等のモールに行けばあるのだろうか?ちなみに楽天やAmazonではタイガーやピーコック、サーモス等の完全保温二重構造のアイスペールなんかもあるようだ。もうそれがいいんじゃね?って思えてきているのであった。
あ、アイスペールが消えた謎だけでなく、福岡で美味いタコ焼き屋も教えて下さい。よろしくお願いします。
藤
本日も朝から家事に勤しみ(ほとんど掃除)、暑くなってくる昼頃には気晴らしにスクーターでちょいとひとっ走り。どこに行くかね?と考えたが、暫く行ってない東へ。田主丸から八丁峠抜けて桂川から帰ってきたやないかいとかいうツッコミはナシでお願いしますw w w アレとは少々異なる「東」。国道386号線を東に、つまりは筑紫野から大分県日田へ向かうルートであります。
このルートは学生時代、ZZR400に乗って九酔渓によく行ってた思い出のルートです。三輪町を過ぎ、甘木を抜け、原鶴温泉を通り、日田を突っ切って、天ヶ瀬の温泉に後髪を引かれながらの行程は、きっと若かりし頃の自分に出逢うのではなかろうか!という些か年寄りじみた発想なのが残念なところであります。
そして、出発していきなりぶち当たるGWの渋滞苦難。覚悟はしていたものの、太宰府インターチェンジを過ぎた辺りから既に渋滞しており、かなりうんざり。周囲にちらほらと見かけるツーリングしてる人達を羨ましいと思いながら国道三号線を南下。途中、君畑の交差点でKawasakiのXANXUSを見かけました。うぉー、すげー、まだあのバイク乗ってる人いるんだ。XANXUSとZZR400迷ってZZR400にしたせいで、あのバイクは今でも心に残ってたりする。
針摺の交差点を左折して国道386に乗るも、やっぱり渋滞。この時点でやや心が折れかける。暫く祝祭日を休みにしてなくて、平日に休みを満喫してた輩の副作用がこんなところで( ̄▽ ̄;)
筑紫野市を抜けて、筑前町に入る。かつては三輪町と呼ばれてた辺りだ。渋滞にうんざりしながら、ふと横を見ると公共施設に「大藤」の二文字と綺麗な写真が。藤か。ちょうど季節だな。というわけで、速攻で浮気して筑前町の大藤を見に行くことに。こういうところがソロツーリングの素晴らしいところである。いきなりUターンかまして気になった場所へと向かっても誰からも文句を言われない。
国道386号線にでてる「藤の里公園」の看板を目印に右折して進む。ん?どっかで見たような景色……。辿り着いたのは上高場。あれ?ここって時々行く温泉「カルナパーク花立山」の近くじゃねぇかよ!!www普段使ってるのとは全く別のルートから入ると意外な場所に行き当る。これも旅の醍醐味である。こうやって脳内の白地図は埋まって行くのである。今回のはちょっと方角に齟齬があったため、かなりの修正を強いられる事になったが、それもまたよし。
で、つきました。藤の里公園。
周囲は田んぼです。のんびりした田園風景が広がり、ちょっと遠方に大刀洗の(本当は筑前町らしい)掩体壕が見える。マジかー。こんな所にも藤の名所あったんかー。近隣の藤つったら八女市黒木町とか小郡市の将軍藤くらいしか知らなかったぜー。
以下、筑前町の大藤写真が続きます。
小郡市の将軍藤と同じで、藤の木は1株です。なので規模としてはそこまで大きくありません。が、たった1株であることを考えるとなかなかの規模です。神社の境内にあるのですが、割と有名らしく駐車場も10台は停める事ができる規模の場所が確保されてます。タコ焼きやお餅、ポップコーンなどの出店が地元の婦人会らしき人達の手で立ってました。
カルナパークでひとっ風呂浴びて、昼食を録って帰る事に。お昼は小郡市にある麺屋GAGAでラーメンを。
水餃子もつけて。
INGRESSのハングアウトで飯テロしてたら、水餃子の写真上げてないのに、GAGAって特定されて流石にワロタ。小郡ラーメンの辛みそ恐るべし。
読みやすくて面白いのに、読み進まない物語
部屋の掃除に明け暮れる日々が続いている。部屋の掃除といえば、蔵書との戦いだ。コミックにしろ小説にしろ、書籍を愛して止まない人ならば、この感覚は分かって貰えるのではなかろうか。オレは何だかんだ言いながら『物語』が好きなのだ。この『物語』の山が掃除の最大の障壁なのである。いや、ほんとこれマジで。
そんな障壁のひとつに今野敏著『ティターンズの旗のもとに』がある。
今野さんの小説はとてもスムーズに頭の中にイメージが広がり、無駄な描写もくどさもほぼなく非常に読みやすい。にも関わらず、この物語はほんとに読み進むのに時間がかかる。なぜか?それは単に『ガンダム』だからという要素が強い。この副題なのか主題なのかよく分からないのだが、この物語には「Advanced of Z」というタイトルが付く。そう、この物語はオレが中学時代に影響を受けまくったZガンダムのスピンオフなのだ。
ガンダムの系譜はとても複雑だ。理由はおおかたバンダイとサンライズと富野のせいなのだが、高校以降まったくといっていいほどアニメ作品を見なくなったオレにとっては、宇宙世紀の系譜こそが柱なのであって……ってこの話すると長くなるなw
ともかく、この物語はオリジナルのガンダムからZガンダムに至るまでのティターンズの兵士としてグリプス戦役を戦い抜いたモビルスーツパイロットの話だ。それと同時に、Zガンダムでは悪役として描かれていたティターンズの内実をしっかり描き、なおかつティターンズの兵士として戦ったがゆえに軍法会議にかけられた主人公と弁護人の法廷での戦いを描いている。そういう多角的な視野を持ちうる極上の物語なのだ。
ところが非常に面倒なことに、ガンダムからZガンダムに至るまでの歴史には08小隊やらデラーズ・フリートやらテレビでは放映されなかった枝葉の物語があるのだ。そもそもティターンズってなんであんなにエラソーに出てきて地球連邦軍を牛耳ってたの?とかエゥーゴって地球連邦軍じゃないん?テロリストなの?なんでテロリストにモビルスーツ開発を推し進めるアナハイムエレクトロニクスが援助してんの?とかジオンでもないエゥーゴにシャアが参画してるのをなんでみんなそんなにすんなりと受け入れてんの?とか。まぁ色々ありますよ。えぇw
そういう色々な設定を「あれ?これってどういう事件だったっけ?」というのとか「どういうコンセプトで設計されたモビルスーツなんだっけ?」とか調べてたらまったく読み進めることができない。いや、各エピソードを覚えてないのが悪いのだろうけども……。後から設定をむりくりツギハギしてっからこんなややこしいことになるんだよwww
そういうガンダム好きだけど、歴史好きだけど、なんでZガンダムのあの状況って生まれたの?とかいう人にとってはミッシングリンクを補完する物語としてもとてもよく出来てます。法廷での心理戦も面白いし、軍閥的な動きをする地球連邦軍とのアクションもあったりで、非常によく出来た物語ですので興味ある方は是非。個人的にはガンダムモノの小説でコレよりも面白いものに当たった事はありません。ユニコーンですら霞むほどのモノだと自信をもってオヌヌメいたします。
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そして、掃除もすすまーなーいーwww