White Noiz

諸々。

SHADOWLESS

昼間の色街は何故か白茶けて見える。わたしは、そんな誰かのセリフを思い浮かべながら狭い路地を歩いていた。前にはターゲット。視界の悪いごちゃごちゃした街では、1つ交差点を挟むだけでターゲットを見失いそうになる。周囲には誰もいない。あまり近づき過…

呉とびしま Mission Day - 第二部「Mission Dayに潜む魔物-呉市」

前回までのあらすじ ひょんな事から、ニッポンレンタカーのスペシャルイベントカードをデザインする事になり、Mission Day呉とびしまに縁ができてしまったかじぃは、逡巡の末に125ccのスクーターで弾丸ツアーを決心した。 夜半前に福岡は大野城市を出発し、…

呉とびしま Mission Day - 第一部「とびしまの呼び声」

ニッポンレンタカーのスペシャルカードのデザインを請けたことにより、本来ならば行くつもりのなかった呉とびしまMission Dayに妙な縁ができてしまった。 呉とびしまMission Dayに参加したら、今回ニッポンレンタカーの代理人を務めたakkyさんやらDragon Jap…

呉とびしま Mission Day - 前章 - ニッポンレンタカースペシャルカード

7/3(Mon)、突然Dragon JapanからHang Outの直メッセージで連絡が入った。これがすべての始まりだったと言っても過言ではないだろう。 Dragon Japan 現在、ぼくはMD呉とびしまのお手伝いをさせていただいているのですが、そこでニッポンレンタカーの支援を…

海皇紀

ようやく、川原正敏の『海皇紀』が電子書籍としてhontに出てきた。待望も待望。待ちに待った刊行だ。 川原正敏と言えば言わずもがなで『修羅の門』を思い浮かべる人も多いと思う。 確かに修羅の門は名作だ。総合格闘技ファンのロマンが詰まっている。 例えそ…

宗像に浮かぶ筑前大島

はい、今週もやっぱりプチツーリングBlogになってしまいました。 三連休の最終日、海の日に宗像の筑前大島に行ってきたお話です。 海の日。そう海の日ですよあーた。 この祝日はみどりの日と並んでIngressのエージェントにとっては特別な意味を持ったり持た…

九酔渓を目指して-Ⅱ

1週間も間が空いてしまいましたが、そのⅡです。 1週間も何やってたんだよって言われそうですが、某イベントの某カードのデザイン依頼が4日に降って来やがってですね。 締め切りが「今週いっぱい」って言われて「念のために代替え用意しといてください」とか…

九酔渓を目指して-Ⅰ

「なんで九酔渓なん?」と聞かれたらオレはきっとこう答えるだろう。「そこに青春があったからだ」と。 九酔渓「桂茶屋」の「天狗滝」 いきなりクサイセリフから入ってしまいました、かじぃです。 一ヶ月ぶりですね。忙しかったんですよ。本職とIngressの方…

デッドドロップ

昨日は、Ingress Eventers Planners Fukuokaが主催するパズルデッドドロップのイベントでした。正確には明日もう1日あるわけだけども。運営で場所の選択をしてくれたエージェント、パズルを作ってくれたエージェント、タスクの整理と進行に携わってくれたエ…

車椅子スポーツ

家族の付き添いで行って来ました。「車椅子スポーツ教室」。付き添いなので見てるだけだったのだけれども。 何故に急にスポーツ教室に参加することになったのか?経緯は詳しくは知らない^^; 何せ彼女には彼女なりの「今のタイミング」というものがあるのだろ…

佐賀

佐賀に行って来た。 主目的はLawson630だ。この企画もIngressの話であり、興味無い人は次のセンテンスを読み飛ばして貰って問題ない。 IngressでLawsonがスポンサーとなって三年が過ぎた。中にはスポンサーを降りた企業もある。その三年続いたよという感謝祭…

マグナスビルダー

INGRESSのイベントが絶賛開催中なのである。その名もマグナスビルダー。先週の6日から始まったこのイベントは、イベント期間中にいくつレゾネーターを新たに仕込めるか?というイベントだ。もちろん、INGRESSをやってない人にとっては意味不明な説明だとは思…

断捨離しにくい漫画-其ノ壱「SPRIGGAN」

どうしても棄て切れない漫画というものがある。この「SPRIGGAN」もそんな作品のひとつだ。皆川良一センセのデビュー作であり、原作者であるたがしげ宙センセのデビュー作でもあった。 人は誰しも「きっかけとなった作品」からは逃れられないのだと思う。この…

コケFailurelium

Google+のINGRESSの知り合いが苔玉(苔テラリウム)を作るかとか言ってたのがもう3週間くらい前になるだろうか? 苔テラリウム。瓶(あるいは透明な容器)の中で密閉して苔を観葉植物として育て愛でる。そんな地味な趣味である。地味ではあるのだけども、上手…

アイスペールとタコ焼きを求めて。

しょっぱなからタコ焼きどーん!! 次第に暑くなって参りました。春をとっ越して既に暑い。いや、夏はもっと暑いのだけども。 その暑い夏を見越して、製氷機を買いました。冷凍庫使えよって話なんすけど、2階にある自室で冷たい飲み物が飲みてーって時に階下…

本日も朝から家事に勤しみ(ほとんど掃除)、暑くなってくる昼頃には気晴らしにスクーターでちょいとひとっ走り。どこに行くかね?と考えたが、暫く行ってない東へ。田主丸から八丁峠抜けて桂川から帰ってきたやないかいとかいうツッコミはナシでお願いしま…

読みやすくて面白いのに、読み進まない物語

部屋の掃除に明け暮れる日々が続いている。部屋の掃除といえば、蔵書との戦いだ。コミックにしろ小説にしろ、書籍を愛して止まない人ならば、この感覚は分かって貰えるのではなかろうか。オレは何だかんだ言いながら『物語』が好きなのだ。この『物語』の山…

転職なぅ。

転職しまして、福岡市内の勤務となりましてん。 初出勤で「あ、2日の夕方16時くらいにお願いします」言われて「そのまま、4月打ち上げ&歓迎会でお願いします」言われましたので、端末のセットアップもそこそこに(とは言いつつほとんどOSのアプグレも途中の…

承天寺

博多でも屈指の名刹。承天寺。臨済宗東福寺派の古刹ですな。博多駅前に現存しております。 昨日アップしてた石碑は何かっつーと、写真の通り山の中にあり、博多駅前にある訳じゃない。どこにあるかってぇと、太宰府と糟屋郡宇美町の境目あたりにあります。ち…

近くて遠い場所

昨日の発熱と頭痛を、熱い風呂と頭痛薬と葛根湯で駆逐した。 午前中は大人しくしていたものの、午後に愛車のPCX125を洗車したらどこかに行きたくなった。アホみたいに天気もいいし。これはもうしょうがない。 いつものように四王寺を大城から太宰府へと抜け…

文化の違い

親父殿から急な呼び出し。 折り返し電話を掛けたら『飲みたくなった』とのこと。 急な呼び出しだったので慌てたが、とりあえずは夜の予定を空けて親父殿の呼び出しに応じる事に。 しかし、初っ端からスナックかいな。 場所は春日市の航空自衛隊の正門のとこ…

温泉に行ってきた

田主丸にあるみのう山荘に行ってきた。 田主丸は福岡県の南東部にあるフルーツとカッパが有名な土地。 あ、カッパ撮影し忘れてるやん。 耳納連山の麓にあるみのう山荘は、眺望の素晴らしい露天風呂がある温泉だ。 泉質は無臭透明の弱アルカリ性単純泉。 施設…

魚好亭 三度

関西より戦友来たる。 『何が食べたいっすか?』 『イカ!』 ってことでイカを食いに魚好亭に。 確かまだ三度くらいしか来てないはずなのに、何故かよく迎撃に利用してしまう店、魚好亭。 理由は簡単。ジールどんとシエスタさんとオレとヨダレ犬殿で会合を行…

月うさぎ

昨日の話。 糸島にあるお餅カフェ『月うさぎ』に行ってきた。 狙いは博多雑煮。 ここは古民家改造カフェで民家と変わらないためにちと分かりにくい。 営業はランチタイムのみ。夜はやってないそうな。1500円くらいの価格帯でお餅をメインとしたランチが食べ…

実写映画版 Ghoast in the shell

観てきました。 脚本 ★★ 演出 ★★★★★ キャスティング ★★★ 音楽 ★★★★ 視覚効果 ★★★★★ Ghoast in the shellの方ではなく、Stand alone complexの要素をシャッフルして上手くミキシングした感じ。 演出と視覚効果は文句無しに楽しめる。 残念なことに脚本が低評…

Comedy Of The 13 + α

Google+上のコレクションで「XMまたぁ?」として以前やっていたIngressのコント風なネタをリニューアルしてやっていく事に決めた。 以前は単なるネタモノとして笑いを取りに行っていたのだけども、今回はちょっと狙いは違ってて、笑いを取りに行くものもある…

Deardevil

Ingressの公式対抗戦であるグローバルシャード戦「Fate Of The 13」も、Mission Day福岡も、業務の方もいろいろありましたが、とりあえずは疲れたのでNetfilixをまったり見てたりします。 Deardevilの1st Seasonの途中で止まってたんだけど、見る暇なかった…

奈落の王

「あら、元カノの写真か何かですかぁ?」 コアスーツに袖を通しながらリリスが写真を覗き込んだ。 オレは軽くリリスを睨みつけ、個人用情報端末—ワイズド・ターミナル、通称Wizdom——のウィンドウを閉じた。 「人のプライバシーを覗き込むのはいい趣味とは言…

桜 ʻ15

vol.18で話していた、スマホで撮影した桜の写真。(計7枚)

龍の泉-7

祠に手を合わせて聞いてみたけれど、やっぱり答えはどこからも返ってはこなかった。 リカコは思う。やっぱりあのお爺さんの言う通りに龍之介にも聞かなきゃ。 リカコは龍之介が入った小さな水槽を手にして岩場の対岸へと向かった。泉の入り口側から回りこん…

龍の泉-6

見たこともない光景が目の前に広がっていた。 5月の強い陽射しは青々と茂った常葉樹にその殆どを遮られ、その間からこぼれ落ちた光は、フィルターを透過したかのように緑と青を強めている。彩られた光はこんこんと湧き上がる泉の水面に落ち、仄かに青いきら…

龍の泉-5

アキラが練った作戦はこういったものだった。 まず、イノシシが出た見晴らしのよい丘から、100メートルほど下った所にゴールネットで罠を作る。アキラは昨日下山する時にしっかり地形を確認していたようだ。 そこには竹林があり、吊り上げ式の罠を作るの…

龍の泉-4

「我々の名誉を挽回するには、リベンジしかないのであるっ!!」 月越山からボロボロになって帰って来た明くる朝、アキラはユウトの部屋で立ち上がってそう叫んだ。 龍ヶ渕を目指した月越山アタックに挫折した三人はイノシシの強襲に遭遇、撤退を余儀なくさ…

龍の泉-3

目の前に青空が広がっている。視線を下に移すと、そこにはいつもは自分たちが生活している街が見下ろせる。三人が住んでいる幟町(のぼりまち)だ。その幟町の真ん中を横切るようにして龍玉川が流れている。三人の足元、山の麓から緩やかなカーブを描いて龍…

龍の泉-2

きっかけは、リカコだった。 四月も半ばを過ぎて部活の勧誘活動もようやく一段落した頃に、アキラとリカコは共同で宿題をやっつけるためにユウトの家に遊びに行く習慣を復活させた。 小学校から続いていた習慣で、勉強が出来るユウトのノートを二人が自分達…

龍の泉-1

強い日差しが照りつけている。下生えの草花は青々として茂って、常葉樹から溢れ落ちた木漏れ日が斑に色を飛ばしている。 5月の連休明け。もう夏に入れてもいいのではないかと思えるほどの真っ青な空の下、月越山の遊歩道を三人が登っていく。 先頭を歩くの…

「龍の泉」について

本日より、短編小説「龍の泉」をリリースしていきます。 ジャンルはそうですね……青春モノ?w 話数は7話で、週に2回位のペースで日、水のリリースにしようかなと考えています。 前に載せていた「Deeper」もそうだったんですが、この「龍の泉」も同人誌に寄…

Deeper - 4

「お邪魔しまぁす」腕を鳴らしながら部屋の中に入るとゲジゲジの姿が見えない。どこいった?「このクソシロクマゴリラが……覚えていなさいよ」誰も入居していない部屋の片隅からゲジゲジの声が聞こえる。匂いもそこにいる。が、姿は見えない。なるほど。新型…

Deeper - 3

キリッー。窓の外から聞こえる微かな機械音。目の前の女もオレに銃口を向けたまま振り返る。迂闊にも程がある。が、動けない。何者かに見られている。いや、この視線はこの女のものだ。しかし女は窓の方を見ている。これは一体……。次の瞬間、窓ガラスが割れ…

Deeper - 2

参ったね。こりゃ。 オレは黙って両手を上げる。もちろん、無抵抗だから撃つなよという意思表示だ。 「身の回りのもの、使えるものは全部武器にしろ。でしたっけ?隊長?」 にっこり微笑んでいるものの、目は全く笑ってはいない。そしてオレの胸にポイントし…

Deeper - 1

その朝、オレはとてつもない二日酔いで眼を覚ました。 いつものオレの部屋。いつもの日差し。いつもの時間。だがオレの頭の中では巨大なドラが重々しく鳴り響いていた。 「ちくしょ……」 悪態をつきながらベッドから身を起こす。 「おはよう」 オレの隣でやけ…