祠に手を合わせて聞いてみたけれど、やっぱり答えはどこからも返ってはこなかった。 リカコは思う。やっぱりあのお爺さんの言う通りに龍之介にも聞かなきゃ。 リカコは龍之介が入った小さな水槽を手にして岩場の対岸へと向かった。泉の入り口側から回りこん…
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