近くて遠い場所
昨日の発熱と頭痛を、熱い風呂と頭痛薬と葛根湯で駆逐した。
午前中は大人しくしていたものの、午後に愛車のPCX125を洗車したらどこかに行きたくなった。アホみたいに天気もいいし。これはもうしょうがない。
いつものように四王寺を大城から太宰府へと抜ける。ところがやっぱり15分程度のロードじゃ物足りない。しょうがないので、以前途中で挫折した北谷方面へ。ダムの方ではなく、北谷の集落の方だ。北谷は公民館のやや上にちょっとした立派な地蔵堂もあり、なんとなく面白そうな場所という印象があった。
公民館を過ぎ、地蔵堂を過ぎて更に上へ。途中、民家に入る私道に突っ込んだりもしたが、それはカーナビを見ないバイクのご愛敬ということで。窯元を過ぎた辺りから道はアカン感じになってくる。
あかん感じ。
そして現れる巨大な石碑。
承天寺?博多の古刹と同じ寺名?
右はロープが張られており、立ち入りを禁じられてる風。しょうがないので左へハンドルを切り、更に上へ。
とんでもない坂のカーブもあったもんだ。
内山辛野遺跡とな?平安時代の荘園の遺跡らしい。
道は細く、センターに苔むすレベルで怪しくなり……。
川にかかる橋を渡ると私有地で立ち入り禁止でしたw
はいはい。Uターン。
一旦帰宅して昼食をとり、再び自宅の掃除等をする。
そして夕方になり、唐突に夕陽が見たくなる。どこに行くか?西に拓けている場所。四王寺、宝満、三郡あたりだろうか?西の方にある山はどうだろうか?流石に雷山、背振は日没に間に合わない。あの辺の近場で一番高い山……基山。
やってきました草スキー場。この急勾配の上に山頂はある。この勾配を直登したわけだが、流石に息が切れた。運動不足はかなり深刻のようだ。
山頂近くから直登ルートを見るとこんな感じ。肺が苦しい。かなり後悔させて貰った。
ちなみにこの基山の山頂はパワースポットでもある。基山の山腹に瀧光徳寺が建立されたのもこのパワースポットのせい。
仏壇仏具屋に務めてた頃に瀧光徳寺には出入りしてたのだ。
夕陽はこの通り。
反対側には市街地がよく見える。
途中に山桜があったり。
ツツジもあったり。
飛行機雲もあったり。
いずれも車で30分前後で行ける場所。けれども、用がないので行かない場所。近い筈なのに遠い。そういう場所にふらっと思い付きで行くのが好きだ。