宗像に浮かぶ筑前大島
はい、今週もやっぱりプチツーリングBlogになってしまいました。
三連休の最終日、海の日に宗像の筑前大島に行ってきたお話です。
海の日。そう海の日ですよあーた。
この祝日はみどりの日と並んでIngressのエージェントにとっては特別な意味を持ったり持たなかったりします。いや、どっちだよ。
みどりの日には緑をFaction ColorとしたEnlightenedが作戦行動を展開し、海の日には青をFaction ColorとしたResistanceが作戦行動を展開します。
そう、まるで「今日はオレ達の日なんだから、巨大Control Fieldに沈めなきゃ(あるいはNovaらなきゃ)ウソだぜ!!」と言わんばかりに各地で作戦行動の競演となります。
もちろん、作戦行動に何の楽しみも見いだせないエージェントにとっては何の意味もありませんが。
しかし、今回のオレの大島行きは少しばかり事情が違いました。
この海の日の前の日である7月16日、北九州と山口のEnlightenedさんがやらかします。
北の頂点が見島、東の頂点が山口市近隣の山頂、そして西の頂点が宗像の筑前大島。
「ちょぃ、ちょぃ、ちょーい!海の日を明日に控えて何やりかましてくれてますのん?はーはぁん?」と思ったのはオレだけじゃない筈。
そしてResistanceの連絡網から依頼が飛びます。「明日でもいいんで宗像大島を切ってくれる方募集」と。
話を聞いてみると山口の山頂は今から(16日16:00PMくらい)落としに行くと。おかわりを防ぐ為に宗像大島も落としておいて欲しいと。WeekDayにいちいちお代わりされたんじゃ鬱陶しくて敵わんと。
うん、そりゃそうだ。もっともな話だね。
ちなみにお代わりってなにさ?って言う人のために上のMapで説明するとだな。
例えば、山口市の山頂を破壊してControl Fieldを解除できたとしよう。そんで、解除した人が意気揚々と下山する。すると解除された方の陣営は、見島と宗像大島のポータルキーを持って再び山頂に挑み、山頂から見島と宗像大島にリンクを引くわけだ。
するってぇと再びControl Fieldができて、これが「お代わり」っていうやつだ。
つまり頂点は2箇所破壊しないと延々お代わりをされてしまう。
これを防ぐには2つの頂点を破壊するか、Control Fieldを形作るリンクが通るラインに邪魔なリンクを張る(これをガードリンクと言う)しかない。
山口の山頂ポータルを攻略し、ガードリンクを形成する。これは16日のうちに出来ること。
宗像大島はフェリーで渡航しなければならない(最終便と宿泊の計画が必要)ために、2つの頂点を破壊するまでには至らない。
そして開くる17日になってようやくフェリーで大島に渡るエージェントを確保して、2頂点を破壊してお代わりを防ぐ算段が立つ。
つまりはそういうことなのだ。誰かが宗像大島に行く必要がある。
ところが、ここで問題になったのが「海の日」だ。
海の日だけに既に作戦は計画されている。博多湾に浮かぶ玄界島、太宰府の宝満山、佐賀の背振を結ぶ巨大Control Fieldだ。
オレはたまさかその作戦に参加をしていなかった。
他の動けそうなメンツはその海の日の作戦で身動きが取れない可能性があると感じた。
そこで、その作戦に参加していなかったオレが大島に渡ればあちこちへの影響が少なくて済む。
どうせやることなくて暇だしー(しろめ
大島へ渡る神湊のフェリーは始発が7:40。
目が覚めたのが4:30。はやすぎwwww
ざっとシャワーを浴びて5:45くらいに出立する。
アイスカフェラテは定番です。LAWSONじゃないのは勘弁してくださいw
7:40、余裕で大島へ渡る。
そんでもって渡航後、速攻で見島からリンクを張られているポータルを潰して回る。
これは15分くらいで完了。
あとはポータルを全部キャプチャしてオーナーをオレにするのだ。
こういうなかなかに趣のあるポータルがあったり。
むむ?これはもしや、干潮になると渡り道が出現するポータル?!
仲間に報告すると「Go Ahead」と。マジか。長靴も水着もサンダルもないでwww
とりあえずは近隣のポータルを全てキャプチャして自分のものに。
そして件のポータルに戻って見てみると……
あきらかに潮引いてますよねこれwww
行く?行っちゃう?行くしかない?www
靴下を脱いでいざ突撃。
じゃぶじゃぶ。
この時点で靴が潮臭くなること確定。
観音様にお参りをしてキャプチャ。
陸に戻って靴を乾かそうとするも、時間の無駄だと悟り、引き続きスクーターで島内を駆け巡る。
靴下を履かないままで。裸足ライダーである。
もう、アホみたいに素敵過ぎる景色ばかりだ。
灯台から見下ろす。
灯台の脇道から隠れキリシタンが住んでいたという三浦の洞窟に行ける筈なんだが……
この状況、加えてスマホの電波が立たない、そしてソロときては流石に断念せざるを得なかった。
砲台跡。遠景の海の壮大さと穏やかさと対比するとめちゃくちゃシュール。
日露戦争において日本海軍がバルチック艦隊を撃破したのがこの対馬海峡沖。
つまり、ここらへんは第二次大戦終戦後まで海軍の主要要塞だったのだ。
砲台がある場所から角度を変えて視野を確保すると風車が見える。
風車の裏にある展望台からの絶景。
人が居ないとまるで現実感を伴わないVRのようにも感じられる。
そして沖ノ島遥拝所。
沖ノ島は容易に上陸できない聖域なのだから、宗像大島のここから沖ノ島を遥拝するのだ。
残念ながら、沖ノ島の姿は見えなかった。
残念。
遥拝所の賽銭箱の下にも、傍らにある祠の賽銭箱にも羽があった。
これは何を意味するんだろうか?
電波すらなかなか掴まない北側を攻略し、再び港のある南側へ。
飯を食おうと思ったらどこも満杯で時間がかかるらしい。
しょうがないので大島交流館に行ってじゅくちょーが言ってたパノラマ映像でも見るかと敷地に入ったらテントで物売りしてた。
水を確保しようとしたら「今朝とれたての大島の心太っすよ」とにーちゃんに営業をかけられる。
ほんまかいなw
でもまぁ、うまかったからよし。
13時台のフェリーで陸に戻ろうと思っていたが、思いの外攻略するのに時間がかかり、14時台のフェリーへとずれ込む。
漁師サンドも時間の問題で食えないまま陸に戻る羽目に。
はーらーへーったよーーー。
オレが大島でのんびり遊んでた隙に、海の日の作戦組は、玄界島-太宰府宝満山-佐賀背振山のControl Fieldを完成させていたのであった。
何が言いたいのかっていうと、今回の福岡市街地まるっと水没の計画には、オレは全くかかわっておりませんw
かなり遅い昼飯を神湊の「La Jolla」でタコスとトルティーヤをとる
らく農家のアイスクリームをデザートに食って帰路につきましたとさ。
結論:世界遺産認定とは全く関係ない話ですまんw