文化の違い
親父殿から急な呼び出し。
折り返し電話を掛けたら『飲みたくなった』とのこと。
急な呼び出しだったので慌てたが、とりあえずは夜の予定を空けて親父殿の呼び出しに応じる事に。
しかし、初っ端からスナックかいな。
場所は春日市の航空自衛隊の正門のところ。敢えて名前は出すまいw
家庭の事情も含めて、親父殿の親族の訃報も転職の話も家庭の事情も織り交ぜながら飲む。
その後、めっちゃ近所のバーが美味いという話をスナックのママと話をしてたら、親父殿が連れてけと言う。
そんで、アルパッソへ。
値はちょい張るものの、ここはホントに間違いないレベルで酒も料理も美味い。
ところが、親父殿の声がデカい。
何度も『声がデカい。トーン落とせ』と親父殿に注意するハメに。
スナックとバーの違いってなんだろーね?と考える。
それはつまり、スナックは話がメインなのではなかろーかと愚考する。
逆にバーは会話を成立させなくともいい。気が向いた時にバーテンダーに話を仕掛けて会話を楽しむ事が出来るのではないかと。
そこでふと思い至る。スナックも同じように気が向いた時に話振って会話をすることができる。
ならば、両者の違いとは何なのだろうか?
心地よい距離感をカウンターのあちら側にいる主がはかって自在にコミュニケーションを取る。
それはつまり、カウンターの向こう側にいる人がいかに接客をするのか?というスタイルの問題でもある。
しかしながら、親父殿のようにバーは苦手でスナックが良いという人種もいるし、オレのようにスナックは苦手でバーが良いという人種も居るのだ。
この一件文化的差異のように見えて、その実あまりボーダーがないと思えるような業務形態とはなんの意味があるのだろうか?
そんな事を思いながら風呂に入ってそろそろ寝ようかと思う。