デッドドロップ
昨日は、Ingress Eventers Planners Fukuokaが主催するパズルデッドドロップのイベントでした。正確には明日もう1日あるわけだけども。運営で場所の選択をしてくれたエージェント、パズルを作ってくれたエージェント、タスクの整理と進行に携わってくれたエージェント、そして参加してくれた皆さんにまずは感謝を。
デッド・ドロップとはなんぞや?って話から始めないといけないのかな。長くなるかな?wまぁいいや。ちゃんと説明しておこう。
Wikiから概要を抜粋するのが一番わかり易い。
スパイ工作が一番露呈しやすいのは、協力者との接触を相手側の組織に見られた場合である。そこで、互いに顔を合わせずに情報を受け渡す方法が求められる。その方法の一つがデッド・ドロップである。
このデッド・ドロップの手法に宝探しの遊び要素を加えたものが、ゲームとしてのデッド・ドロップだという理解で大丈夫だと思う。隠す側と探す側の知恵比べ的な楽しみ方も加わっている感じ。
オレ達がやってるデッド・ドロップはこれにIngressの要素が加わる。というか、Ingressの中でイベントをやっていると言うのが正しい。Ingressのポータルに宝物を隠すのだ。だからヒントはそれほど要らない。とは言いながらもこういう写真しかないのだからタチが悪いw
もちろん、これだけでは解く方は分からない。分かるわけがない。そこで、この場所を特定するためにヒントを出す。このヒントの出し方をパズルにしたものが「Puzzle Dead Drop」というやり方だ。コレに関してはオレが考えた。これだけは自慢できる(ドヤァ
パズルは様々だ。オレが最初にやり始めたのはMap Jigsawというもので、こんなヤツだ。
これはIngressで使うIntel Mapというヤツで、そのままだと地名やら交差点名やら表示されてしまうので航空写真モードにしたものだ。縮尺が違う二種類のMapを25分割x2して宝物を隠したポータルのピースだけ抜いているものだ。
これを組み上げると2つの航空写真地図が出て来る。ただし、ターゲットのポータルが入っている真ん中のピースだけが抜け落ちている状態だが。
正解は福島県郡山市の「金透滝」というポータル。そこに行って写真(上記写真は別のものだが)を参考に探せば宝物をゲットできる。そういうゲームだ。
前回までは福岡県内でやっていたのだが、今回はなぜか福島県。遠方の人でも楽しめるかどうかのテストケースだということでやってみた。それなりに成功したのではないかと思う。宝物を郵送しなければならないという経費は発生するが、それくらいは負担すべきなんだろうな。IngressのSwag(ファングッズ)界隈ではそれが当たり前になってるし(苦笑
ところが、このMap Jigsawをリリースした10:00AMの約15分後、Enlightenedさんの極東エリアのほぼ全域を覆うControl Fieldが炸裂したわけだw
これはまだ作戦の最初の方のスクリーンショットであり、時間が経つにつれ濃くなる濃くなる。
IngressではControl Fieldの中に沈むとその中でControl Fieldやリンクを作れなくなるというルールがある。Ingressのイベントではこれが割とネックになってイベントが続行できないという事態に陥るのだが、今回のPuzzle Dead Dropはそういったものを作らないため、何の影響もないだろうと思っていたのだが……。
orz
流石にこんなん想定してないわwww このControl Field破壊しようにも、頂点全部国外やないかいwww
ところが、11:35AM、無事に回収の報告が入る。回収できるんだwww こんな状況の中でも回収できるんだwww おまぃらどんだけ普段からIntel Map見てPortalの位置を頭の中に叩き込んでるんだよwww
そういったトラブルはあったものの、Map Jigsawタイプのデッド・ドロップはこの10:00AMの回だけで、他のデッド・ドロップは別のパズル形式だったため、難易度設定によって時間にばらつきはあったものの、全てのデッド・ドロップは回収して貰えた。
このパズルっていうのがネックになってネタ切れになって尻すぼみになるのではないか?という懸念点はあるものの、今のところクイズを考えてくれるエージェントが複数名居てかなり良好な状態にある。とはいいつつ、毎回パズルを考えるというのも負担になるのではないかという心配はあるのだが。
個人的にはMap Jigsawのように作成側は楽に作業できて、解く方がそれなりに苦労するパズルが理想だと思っている。作る側に負担が大きすぎると開催に腰が引けてしまい、フェードアウトする危険性が高まるからだ。そういう意味でも新しいパズルタイプを考えなければいけないんだろうなぁと思っている。